犬は基本的に泳げます。本能で備わっているみたいですね。
泳いだことのない犬でも、海やプールに入ると器用に4つの足を動かして背中は水面に浮いて見え、顔も水面に出ており、呼吸もできて、前進します。
普通はこの画像のようにしずかに泳ぎます。でもいるんですよ、かなづち犬。
ウチのシェルティーカナヅチ
初めて泳がしたのは、ドッグランに併設されていた犬用のプールでした。
ノーリードのエリアになります。先客がいたのですが、相席…相プール?OKということで一緒に遊ばせてもらうことに。
そのプールはスロープ式になっていて、浅瀬から深いところまでゆっくり歩けるようになっています。
シェルティは初めてのプールで興味深々です。プールサイドをグルグル何週も回ります。プールに入る気配は一向にありません。
先客のラブラドールは暑いのか、ただプールに漬かっています。しびれを切らした先客の飼い主がうちのシェルティをドンと押して、プールに落としました。(悪気はなかったはず。だって犬は泳げるものだから!)
すると…ん?犬かきをしないではありませんか!え、これが犬かき?
いやいや違う!なんか変!
普通犬かきでは水しぶきなんか立ちませんが、ウチのシェルティはバッシャバッシャ大しぶきがたちます。
よくみると前足でがんがん水面をたたいています。背中は浮いてませんし、お尻なんかズーンと下に沈んでいます。
お…おぼれている!?と思った矢先、シェルティを落とした本人がウチのシェルティを慌てて引き揚げてくれました。
そして先客はラブラドールを無言で水道のホースで洗い流し出ていきました。
あ、無言なんですね。いいんですけど、犬にかなづちがいたんでびっくりされたのですかね?私もびっくりしましたから!
犬のかなづちについて調べてみると、やっぱり一定数いるみたいですね。人間が補助について後ろ脚を動かしてやりながら練習すると泳げるようになったりするらしいです。ウチでは練習していませんけど、たまに川の深いところまでシェルティ自ら行っていますが、やっぱり前足で水面をたたき、お尻は沈んでいます。元々カナヅチなのか、プールでの出来事でカナヅチになったのか、今となってはわかりません。
最近は浅瀬の川などで水遊びする時は念のためライフジャケット着用させています。(意味あるのかないのかわかりませんが)
顔に飯盒のススがついています。特技は大食いですから。
愛犬と初めての水遊びをするときは、溺れてもすぐ助け上げれるように注意深くみてあげましょう。
犬もパニックになるかもしれません。水嫌いになっても困りますので、いきなりプールに落とすのはやめましょう。
泳げるけど川が怖いオーシー、泳げないけど川に入るシェルティ
ウチのオーシーは最初から犬かき上手にできました。初めての犬かきは、人間が海の浅瀬で犬の足がつかない所まで運び、そっと海に降ろしたら普通に犬かき始めました。これが本能というものですね。
しかしその後、川辺で遊んでいたオーシーが石についていたコケで足を滑らせ、顔から川に突っ込んでいってしまったんですね。それからオーシーは川にほとんど入らなくなりました。
一方、かなづちのシェルティはガンガン川に入っていきます!見ていて怖いです!!目が離せません。それを見てオーシーはキューキュー切ない声で鳴きます。
あんた泳げるのにね…。